| 制作年 | 2024 |
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| 映像 | 個人 |
| クレジット | 制作協力:島田芽依、春木美海 / 協力:Alternative Spase yuge 、山城大督 |
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本作は、黒く塗られたカンヴァスに 8mm フィルム映像を投影し、指向性スピーカー、ハンドアウト、鑑賞者の身体によって構成 されるエクスパンデッド・シネマ作品である。映像はそのままでは視認できず、鑑賞者がプロジェクターとカンヴァスの間に入り、 身体や手に持ったハンドアウトを支持体として用いることで、はじめて映像が可視化される。 10 月 7 日という、2023 年パレスチナ・イスラエル戦争の開始日であり、同時に作者の誕生日でもある日付に着目し、母親が妊娠 中に暮らしていた町の映像と、現在のパレスチナの記録音声を組み合わせて構成。ハンドアウトにはパレスチナ問題の年表が記さ れ、鑑賞体験の一部として用いられる。 鑑賞者が映像の可視化に不可欠な支持体となることで、視覚体験を能動的なものとし、見えていない、あるいは見過ごされている 事象の存在に気づかせ、社会問題への関心を促すことを目指している。